なぜ「長野カフェ」をやるのか その4

長野県庁企画課

2008年06月06日 14:45



「長野県のブランド力の低下」という現状に対して、なんとかしなくちゃいけない。
その為には「長野県の魅力を効果的に発信することが必要」と考えて、今回の「長野カフェ」に至ったわけです(他の事業もあります。)。

というと、ちょっと一足飛び過ぎるでしょうか?

例えば、長野県は観光イベントや物産展といったものを色々やっています。首都圏をはじめ、各地で実施し、大勢の方にお越しいただいて好評を得ています。
でも、もしかしたら、来ていただいているのは、もとから「長野県」に関心がある人達ばかりなのかもしれません(100%そうではないでしょうけど。)

もしかしたら「長野県に対して、マイナスイメージは持っていなくても、でも、関心もあまりない」人達は、来ていただいていないかもしれない。チラシで、店頭で、「長野県」「信州」という文字が目に入っても、そのまま通り抜けてしまっているのかもしれない。

そう考えての「長野カフェ」です。

つまり、長野県のことを知ってはいても、普段は長野県のことをあまり意識することがない方々に、カフェという普段使いのスペースを通じて、長野県に関心と好印象を持ってもらう、というわけなのです。

「長野県」を意識していなくても、普段使っているカフェで「長野県」に接触することで、「長野県」を意識するきっかけにしてもらう。

その為には、もしかしたら、これまでとは違った長野県のイメージを見せていくことが必要なのかもしれません。
お蕎麦やおやきや温泉といった長野県のイメージだけでは、振り向かせることが出来ない人達がいるのかもしれません。
そんな人達に「長野カフェ」を通じて、長野県に好印象を抱いて貰えれば、と思います。(まだつづく)

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