デザイナーさんとのお話
先日、県内でご活躍の若手デザイナーさんとお話させていたきました。
食品パッケージのデザインも手がけるその方からは、常々、「デザインは情報(伝えたいこと)を整理しないと伝わらない」といったことを伺っていて、いつも「なるほど」と思っています。
「長野カフェ」についても、「内容を整理しないと伝わらない」と言ったコメントもいただきました。
県の関係者の打合せでも同じような話が出ていて、「コンセプトやテーマを定めて、それに沿った内容にしていかないと」「総花的だと、結局なんだかわからなくなってしまうのでは」といった意見もありました。
伝えたいこと、紹介したいモノ・コトは、たくさんありますが、限られたスペースで、色々伝えるのは、やっぱり難しいでしょう。
長野県に関連するテーマといっても、自然、温泉、山脈、森林、清流、伝統、歴史、食、おいしさ、健康、癒し、安らぎ、環境・・・ 色々ありますけれど、お店とお客さんの雰囲気に合って、「長野県っていいね」と好印象を思ってもらう仕掛けは・・・?
過去に似たようなコンセプトの企画をある自治体が行い(このお店ではありません)、見に行ったことがありますが、その地域の観光名所の写真をモチーフにしたポスターがいくつか貼ってあったり、パンフレットが置いてあったり(最後まで気づかなかった)、棚には地元の伝統工芸品が並んでいたり・・・
でも、う~ん、「仕事の目」で見たから色々気づきましたが、普通のお客さんとして行ったなら、果たしてどれだけ目に留まったか・・・。
何か印象に残るような仕掛けが出来ればと思います。
長野県内にも、優秀なデザイナーさんたちがたくさんいます。
店内を彩る装飾について、そんな方々のご協力もいただけないか、と思ってご相談したのですが、ご関心を持っていただき、お知り合いのデザイナーさんたちにも話をしてみていただけるご様子。
東京の限られた期間に限られた空間を使って「長野県に好印象を持ってもらう」。そのために、
第一線で活躍している県内若手デザイナーのみなさんにもご協力いただけるとしたら、嬉しいと思います。
※画像は、例によってマイクロソフトのクリップアートの拝借です。文中のデザイナーさんとは無関係です。
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